詩 「告白」

好きです
付き合ってください

僕が差し出した手を
君が握ってくれた瞬間
それまでモノクロだった
僕の人生がカラーに変わった

僕が一緒にいて
初めて幸せというものを
感じさせてくれた君は
今 幸せを感じて
生きているだろうか

僕の人生は紆余曲折あって
今 芸人として生き 闘い 敗れ
そして本当にごくたまに勝利し
それなりに幸せに生きている

僕の一世一代の告白を
受け止めてくれた
君に僕は告白する

今 芸人として
生きていられるのも
闘えているのも
また それなりに幸せに暮らせているのも
すべて君のおかげだ

そして 僕が一番笑わせたいのは
笑顔を見たいのは
他ならぬ君だ